ヤミ金の裁判で有名なのが借りた元本も利息も返済する必要無しとされた判決です。

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ヤミ金の裁判①

ヤミ金問題が裁判になる事例も少なからず存在しています。
そんなヤミ金の裁判で一番有名なのが、2008年の元金すら返済する義務が無い判決を下したものでしょう。

 

これは、ヤミ金からお金を借りて返済に困っている数人が結束して裁判を起こしたものです。

 

結論から言うと、ヤミ金業者から請求されている利息は1円も支払う必要が無いと結論付けました。そしてさらに、ヤミ金業者から借りた元本すらも返済の義務が無いとしたのです。

 

つまり、ヤミ金から借りたお金はそのまま貰って良いし、元金も利息も返済しなくて良い判決が下ったのです。
これほど痛快な裁判は滅多にありません。
被害者は心の底から安堵したことでしょう。

 

どのような理由でこうした判決に至ったのかを見てみましょう。

不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することが出来ない、としています。
簡単に言うと、犯罪目的でお金を貸しているのだから、元金すら返還されても文句は言えないだろう、と言うことになります。

 

そもそもヤミ金は犯罪です。
無登録で賃金業を行い、違法な利息で借金した人を苦しめています。
そんな悪人を法は守ることは無いときっぱり言い放った裁判だったと言えます。
民法708条のこころは、手の汚れた者を司法は助けない、クリーンハンズ原則があります。

 

ヤミ金をやるような犯罪者を司法は一切助けないと宣言している訳です。

 

この判決を期にヤミ金の扱いは非常に明確になりました。
ヤミ金から借りたお金は一切返還する必要が無く、借りたお金もそのまま貰って良いことになっているのです。

 

もちろん、悪用しようと考えるのは危険ですので止めましょう。

裁判にもつれ込めば確実に勝てますが、悪質な嫌がらせを受ける恐れがありますし、下手すれば命を奪われることにもなりかねません。
相手は違法だと分かっていてヤミ金を行っている無法者達です。
法律を盾に小ばかにした行動を取れば、手痛いしっぺ返しを受けてしまうので気を付けてください。

 

ヤミ金にお金を借りてしまった人は、この裁判事例を参考にいろいろ対処してみましょう。
個人が対応するのは暴行を受ける危険があるので、弁護士や警察へ相談するのが得策です。